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【第2部(全6部)】これは個人の話ではない。組織でも、経営でも、例外なく起きている。
2025年12月15日
「変える気はあるのに、
変われない会社」には、必ず共通点がある。
それは、商品が良くないわけでもなく、
現場が止まっているからでもない。
原因はもっと地味で、
もっと見落とされやすいところにある。
それは、「言葉」。
日本語は話せる。でも、
「設計された言葉」を扱える人は少ない。
日本語は、日本で暮らしていれば、
ほとんどの人が「なんとなく」使えるもの。
主語を省略したり、
前提を共有しないまま
話を進めたりしていても、
社内ではなんとなく通じてしまう。
でも、「意味が通じていること」と
「顧客が判断に必要な情報が揃っていること」は、まったく別物です。
なんとなく、腑に落ちませんか。
意味は伝わっているつもりでも、
相手が決めるために必要な情報が、
実は欠けたままになっていたりする。
その結果、サービスも商品も悪くない。
現場もそれなりにちゃんと動いている。
それなのに、商品を買うか買わないか
サービスを受けるか受けないか、
顧客側が判断できない。
多くの会社で、
言葉は「最後の仕上げ」扱いになっています。
まずは商品開発。次にサービス改善。
その次に、仕組みや
オペレーション。
言葉は、そのあと。
ここが大きな盲点。
話が「伝わらない状態」のまま、
どれだけ良い商品や
サービスを積み上げても、
認知度や売り上げは、
思ったように変わらない。
これは、
書き手の能力の話ではありません。
言葉選びが難しいのは、
センスの問題でもない。
相手の頭の中が、
自分からは見えないから。
言葉の設計とは、想像力と、
相手の脳内をどこまで
覗くことができるか。
そこにかかっています。#タグ
マーケティング戦略, 企業成長, 営業戦略, 社員によるSNS運用, 言葉の力