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  • 10年前、東京 江戸川河川敷で絶望的に空を見上げていました!

    2025年8月10日

    1週間家に帰らず、連絡もせずに遊び呆けて過ごしていて、家に帰った日、玄関の鍵は家族によって変えられていました。

    しかたなく私は江戸川の河川敷で3日ほど野宿。

    睡眠時間 1日2時間の営業の仕事は、数日前に辞めていて、行くあてもない。
     
    所持金は数十円。携帯のバッテリーも残り少ない…

    当時のことは正直、もうよく覚えていません,
     
    この文章は、記憶を頼りに書いています。

    「いいなあ、俺も飛行機に乗って出かけたい」
     
    でも、それ以上に「このままじゃまずい」自分を変えなきゃ!
     
    心の底からそう思った瞬間でした。
     
    灼熱の中、3日間飲まず食わず。
     
    あ、正確に言うと、飲まず食わずではなかった。
     
    江戸川の水は飲んだんだ 笑 超まずい。

    運良く、バッテリーが切れる前に、奇跡的に日雇い派遣の面接が決まるが、電車賃がないので総武線の5駅分を歩いて事務所に向かいました。
     
    そこから、ゼロからの生活が始まります。

    絶望の中、灼熱の河川敷で、空を見上げると、何機かの飛行機が頭上を 通過していきました。
     
    その全てが十字架に見えたのだけは、今でも良く覚えています。

    カーテンの無い部屋の窓にはダンボールを貼り、服は1着しかないので手洗いして、乾かないから、真冬も濡れたまま服着て仕事へ行く毎日。

    それでも、心の中は「絶対に立ち上がる」という意地だけ。

    やがて、日雇いで貯めたお金で 安いパソコンを買い、インターネットビジネスを学ぶ学校に通い始めました。
     
    当時はパソコンの電源の入れ方も知らず、メールは、神様が使うものだと思っていたくらい。

    睡眠時間を2時間に削って猛勉強し、ライティング、ブログ運営、顧客開拓のノウハウを必死に学び、営業経験を活かして3ヶ月で1〜2件の契約を獲得。
     
    そこから少しずつ、安定して成長していきました。

    それからも、本当にほんとうにいろんなことがありました。
     
    この時の経験が今の仕事の基盤です。
     
    打たれ強さも、お客様への向き合い方も、
    そして、人に助けられて生きてきたからこその感謝も。

    真夏の江戸川河川敷で絶望していた男が、
    今はこうして仕事をしている。

    どんな状況でも、「このままじゃまずい」と
    心から思った瞬間から、人生は変わり始めます。

    ※今回投稿したのは、自分自身への戒めとして

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